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多忙な医師の結婚式、招待客200名へ手書きカード

grape 2026年4月5日

作詞家でエッセイストの吉元由美さんが連載する『ひと・もの・こと』で、ある結婚式にまつわる出来事がつづられた。

主役は、日々の診療に追われる多忙な医師。その結婚式で、招かれた200名の一人ひとりに、手書きのメッセージカードが用意されていたという。多くの患者を診て、休む間もないほど忙しい立場でありながら、招待客の数だけ言葉をしたためたその姿から、吉元さんは「丁寧に心をこめる」ことの大切さに改めて気づかされたと記している。

人と人との関わりが慌ただしく流れていきがちな日常のなかで、一枚のカードに込められた思いは、受け取った人の心にそっと残る。忙しさを理由にせず、目の前の相手へ真心を尽くすこと。ささやかでありながら、確かなあたたかさを感じさせるエピソードである。