『火垂るの墓』、幻の公開当初フィルム発見
アニメーション監督、高畑勲さんの映画『火垂るの墓』について、公開された当初に用いられ、その後“幻”となっていたフィルムが残されていたことがわかりました。
このフィルムには、一部のシーンが線だけで描かれた状態のまま収められているといいます。作品の映像表現を知るうえで手がかりとなる貴重な資料です。
専門家は、この線による描写について、高畑監督が後の作品で見せた、線による表現へのこだわりに通じるものがあると指摘し、「貴重な発見だ」と評価しています。
戦争の時代を生きた兄妹を描き、多くの人の心に残ってきた名作の、公開当時の姿を今に伝える発見となりました。