スズメ、原爆の子の像の鐘で巣作り
広島市の平和記念公園にある「原爆の子の像」。その鐘の内側で、一羽のスズメが巣作りを始めた様子が、5月第4週の話題となりました。
世界中から多くの人が訪れる祈りの場所。その象徴の一つでもある鐘の中に、小さなスズメが身を寄せて巣を構えているという光景は、思いがけない温かさをもって受け止められました。
平和への願いが込められた場所で、静かに命が育まれようとしている——。人々が捧げる祈りのすぐそばで、小さな鳥がごく自然に暮らしの拠点を選んだという事実に、心を和ませた人が少なくなかったようです。
ささやかな出来事ではありますが、平和を象徴するモニュメントと、そこに寄り添う小さな生き物の姿が重なり合い、多くの人の目に留まった一週間となりました。